奨学生の近況3|2019年度 前期

『自動車の自動運転制御に興味』

 

三回生の前期も終わりに差し掛かり、前期の忙しい毎日にやっと慣れてきた日々とまたさよならかと、とても厭わしく思います。

三回生の前期は、必修の授業だけで一限から五限まである日がほとんどで、授業がない日も登校し課題やレポートをする毎日でした。

二回生の後期であった実験の授業は三回生でも引き続きあるのですが、二回生の頃から大幅に内容が専門的になり、内容も濃くなり毎週20枚程度のレポート作成を行っています。

授業のコマ数は15コマで、一般の大学三回生よりか大分多くなかなか友人と遊ぶ機会がない状態です。

また、私は将来エンジニアになるため大学院の進学を考えています。

そのため来年の大学院受験に向け、TOEICや資格そして専門の勉強も始めました。

周りに大学院進学を考えている友人はいるのですが、全く同じ進路の友人は居らず全て独学で勉強しなければならず、わからないことだらけで奮闘する毎日です。

 

また、私の大学ではインターンに行くことが必修になっており、つい先日インターン先が決まり内容の打ち合わせなどがありました。

私の行くインターン先は、京都にある精密切削加工の会社で、将来行きたい業界とは少し違うのですがプログラミングに関われるようなインターンの内容なので、自分の興味の幅を広げ、今やりたいことをより具体的に見つけたいと考えています。

 

今、私の興味があるものは自動車には変わりがないのですが、自動車のエンジンに関わるものではなくAIなどを用いた自動運転などの制御機能系に変わってきています。

私の元々やりたい事と言うのは社会の需要に沿ったものではないと、多くの人といろいろな話をして感じました。

今最も需要があり、必要とされているものが自動運転だと思ったのでその分野について情報収集をしているところです。

制御系は、学校の授業でも学んでおりその時から少し興味があり、しかも制御系はプログラミングにも関わってくるので、私の興味があるものばかりでこれからの未来に貢献できると希望が持てています。

自分の夢や普段の小さな希望を叶えられるように、より努力し自分のしたい事を自由にできる生活を手に入れたいと思います。

 

三回生になりこの生活で三ヶ月ほど経ち、前まで続けていたアルバイトに行けなくなりいくつかアルバイトも辞めました。

その分勉学に励める時間は増えましたがプライベートな時間がなくなり、友人との時間が大切な私にとってとても辛くしんどいタームになりました。

次のタームからは研究室配属もあるのでより忙しくなると思います。これも自分の将来のためだと思い努力し続けたいと思います。

 

大学 理工学部 機械システム工学科 3年生 A.R.さん