奨学生の近況3|2021年度 前期

『臨床検査技師資格試験を目指して』

 

4年生になり5月の中旬から6月末まで病院実習に行った。現場で「臨床検査技師」の仕事を見学し直接説明してもらう機会は、この実習しかないため大変有意義な時間となった。以前は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令の影響で、実験が行えず理解が追いついていなかった内容が多数存在したが、今回の実習で理解が深まった。病院実習では生理検査、輸血・免疫検査、細菌検査、病理検査、化学検査、血液・一般検査の6つの検査室を1週間ずつ周った。検査室ごとに手作業で行う用手法の体験や術中迅速検査の見学、ルーチン業務の見学、体験が出来た。現場の検査を知ることで座学で身につけた知識の確認になった。

 

病院実習後は大学が開いているため、模試に向けての自習や模試解説講義、研究室の研究を一部進めている。ホルター心電図を1日つけたままで過ごし、就寝前と起床直後の唾液を採取し、パルスオキシメーターとポータブル脳波計を装着し睡眠し、ストレスと睡眠の関係を見るといった研究を行なっている。また、この検査を行う前には必ず2種類のアンケートに答えてもらっている。このアンケート結果と各種測定結果をもとに解析を行う。この研究は多くの人の協力で成り立つ。そのほかに、臨床検査技師 国家試験に必要な範囲の追加講義や英語の論文の一部を訳す課題がある。

 

就職活動は夏の間に病院を一つは受けようと考えているが、基本的には国家試験の勉強が最優先のため秋で決まらなかった場合は就活を一旦停止し、国家試験後の春に再開する予定だ。

 

大学 バイオサイエンス学部 4年生 Z.S.さん