奨学生の近況2|2023年度 前期

友人、上司との関わりを大切に

 

私が最近勤しんでいることには2つある。1つは司法試験受験にあたっての予備校での学習、もう一つは9月上旬から始めたインターンだ。

 

私の将来の夢は法曹(中でも今は弁護士が大きい)になることだ。これは私が中学3年生のころから抱いていた夢だ。近況報告を執筆するにあたって、中学3年生の時の卒業文集を見てみると、確かに将来の夢の欄には「弁護士」とある。私の人生の4分の1である5年間ずっと「弁護士になりたい」と思い続けていることを誇らしく思う。なぜ私が弁護士になりたいと思い始めたのかを振り返ってみたい。私が覚えているのは、タイトルは忘れたのだが、弁護士のドラマを見て弁護士に憧れを抱いた、ということだ。人々のために奔走する姿だけでなく、ドラマの中で「楽しそう」に仕事をする弁護士たちに心動かされたのだと思う。

 

今思えば、私の人生は「楽しそう」が動機になっていたことが多い。小学2年生から野球を始め、今も野球を続けているのも、兄が野球をする姿を見て「楽しそう」と思ったからだし、大学から始めたテニスも「楽しそう・楽しい」と思ったからだ。

 

弁護士になるため、毎日図書館に籠って勉強しているのだが、一番難しいのは「モチベーションの維持」だ。法学部は人数が多く、クラス単位での活動がなく横のつながりが希薄だ。そのため、同じ「司法試験」に向かって勉強する友人が少なく、やる気が出ない時はどうしてもサボってしまいがちになる。最近はそのようなことはあまりないのだが、またどこかのタイミングでモチベーションの低下がやってこないか心配ではある。唯一というわけではないが、いつも一緒に勉強を頑張ってくれる友人がいる。それはサークルの後輩で、同じ司法試験対策予備校に通っている。共に勉強し、疑問点について話し合うことを通して、学びが深まっているように思う。彼も法科大学院に行き、司法試験に合格したいという私と同じ希望を持っている。これからも長い付き合いになりそうだ。お互い助け合いながら頑張りたい。

 

今年の9月上旬ごろからインターンを始めた。インターンという形態で働いているが、自分の感覚はほとんどアルバイトと何ら変わらない。内容は大学・高校・小学校受験についての記事や不登校に関する記事を執筆するものだ。文章を書くのが得意ということもあり応募したところ、選考を通過し働くことになった。その会社で働くことのメリットの1つは、社長と非常に近い距離で関われることだ。私が働く会社はインターン生が約10人、社員が2人の小さな会社だ。オフィスには毎回3、4人しかいないため、社長と話す機会も多い。社長は学生時代に起業したのだが、話や考え方を聞いていると、自分と住んでいる世界が違うようで、非常に興味深い。色んな人生観を持っている人がいることを学べる良い機会になっている。

 

今後も予備校での学習、インターンともに精進していきたいが、一番大切なのは交友関係だと思う。予備校の学習においては、勉強仲間がいないとモチベーションが下がってしまう可能性が高いし、インターンでも、社長やその他のインターン生と話さないと学びは深められない。私は話すことがさほど苦手ではないし、どちらかといえば好きなほうだ。これからの将来、前述のような「楽しむこと」や「話すこと」を意識して生活し、夢に向かって邁進していきたい。

 

大学 法学部 1回生 Y.Y.さん