『遺構調査を体験して』
私は、この4月から、所属するサークルの副部長となりました。
副部長となったのは私ともう一人の同学年の女性です。
その方と私は、1回生から加入していたサークルなので所属していた期間としては4回生を除けば私たちが最長である。
なので、副部長就任も順当といえる。
しかし、皆を引っ張る立場より裏から皆を支える立場の方がいいと自分では思っています。
今まではサポーターとして色々な仕事を行ってきました。
私1人で全てを行ってきた訳ではないのですが、メインとなるダンスメンバーの方たちの負担を減らすためにサポートしてきました。
私が1人で表立たなくていいと考えていても4回生の方たちと他の皆が副部長の1人が私で納得してくれているのなら、私は皆を支えたいと考える。
今まではサポーターよりダンスメンバーの方が多かったが今年はサポーター希望で入部してくれた人が多くダンスメンバーの人数より多くなりました。
私はサポーターであり副部長となったのでこれからは新たに入ってくれたサポーターを引っ張りながらこれまで以上にダンスメンバーを支えていきたいと考えます。
これからは4回生のサポーターの方が忙しくなりサークルに頻繁に来られなくなるので私が4回生の方から引き継ぎ今までと遜色の無いものにしたいと考えています。
副部長という責任のある立場になったので今まで以上に気を引き締めて活動していきたい。
私は、2018年5月現在、フィールドスタディーの一環として、遺構の調査を2週間ほど体験しました。
遺構の調査とは、施設などを建てる時、耐震補強などで地面を掘り下げると過去の遺物の跡や土器が埋まっている事があるので、その跡を後世に残し伝える為に土を掘り返すというものです。
屋外での力仕事が多く、慣れないことも多かったので、私は、熱中症にならないように気をつけながら作業をしていました。
現場では、慣れている作業員の方でも熱中症になった方もいたほどです。
私は、「素人が遺構調査をして大丈夫なのだろうか?」と思いながら現場での作業を開始しました。
しかし不安とは裏腹に現場の方々は作業の内容や道具の使い方などとても丁寧に教えてくれました。
地面を掘る作業自体は5日間でしたが、初日は土の見分けもできなかった私が5日目には遺構のある土の見分けもなんとなく分かるようになっていました。
作業は体力仕事でしたが、普通の大学生活では体験できないような貴重な経験をさせていただきました。
大学 人文学部 総合人文学科 3年生 Z.Y.さん