奨学生の近況1|2019年度 後期

『卒業論文』

 

現在は、卒業論文のために1週間に1日だけ学校に通っている。

卒業論文作成のために、SNS上の「罪意識」についてのアンケートを大学生に取った。

その中で、驚くべき結果が出たものがある。

 

例「友達のアルバイト先がブラックで酷いめにあっていました。

もう被害が拡大して欲しくないので、Twitterに〇〇株式会社はブラックだと書き込みをしました。」

①良いことである

②良いとは言えない

③犯罪である

 

この質問に対して①を回答した割合が26.8%だった。

正しいと思うことであれば書き込みをして良いという心理がとても怖いと感じた。

 

例「ある芸能人のAさんが不倫をしたと話題になり、どこもかしこもその話題で持ちきりでした。

私は元々Aさんには良くない噂が多く好きではありませんでした。

そして、ある時Aさんに関する悪い噂を思い出し、それをSNSに書き込みをしました。

事実はわかりませんが、私以外にもその噂を書いている人がいたのできっと事実です。」

①良いことである

②良いとは言えない

③犯罪である

 

この質問に関しては③を迷いなく回答する人が多いと推測したが、②が圧倒的に多かった。

誰であっても確信のない噂を流すことは悪いことである。

SNSが無法地帯化している結果であると言ってもおかしくないであろう。

 

これらの結果から考察を行い、考察の中でSNSでの罪意識の低下について対策を考えて行きたい。

 

学校以外ではアルバイト先を変え、色々な人に接客対応をできるよう日々考えながら働いている。

アルバイトを変更した理由としては、昼間に働き生活習慣を見直すこと。

学生の間に読書や絵を描くなどのゆっくりと時間を使う趣味を楽しみたいと思ったからである。

 

大学 文学部 社会学科 4年生 M.M.さん