奨学生の近況4|2016年度 後期

『生活状況について』

 

1.学業について

 

前期の学業生活状況について述べる。

まず、今学期の時間割は以下(割愛)のようになっている。

次に、それぞれの教科について述べていく。

 

*心理学入門

どんな人間の行動や考え方にも心理学というものが関わっており、それを細分化して学んでいった。

月曜日の1限ということもあり、受講者数は回を重ねるごとに減少していったが、私は1回も欠席することなく受講した。

講義は、事前にインターネット上に授業に使用されるパワーポイントがアップロードされ、それを印刷したものにメモを取って受けていた。

そのおかげもあり、最終回のまとめテストでは満点を取ることができた。

 

*力学Ⅰ

高校の時に習っていた物理を新たな式や定義、考え方を用いて、理解を深めていった。

講義形式は、教授が黒板に書いたことをノートに写す形式であり、毎回レポート提出があった。

この講義自体、高校物理を既習していれば安易に理解できるものが多いため、わからないことは少なかった。

この講義は、定期テストがあるのでそれに向けて復習が必要である。

 

*経済学のすすめ

事前にインターネット上に授業で使用されるパワーポイントがアップロードされ、それを用いて経済学について学んだ。

主に雇用制度について学んだ。出席が取られないこともあり、何度か休んでしまったが、レポートは毎回しっかり期日を守って出した。

 

*計算機基礎実習

プログラミングやWord、Excelの使い方について実際にパソコンを用いて学んだ。

また、この講義は2限分あり、1限目が講義で2限目に演習という形式だった。

 

*仏教の思想

大学の建学の精神の元にもなっている仏教について学んだ。

この講義では、仏教の歴史とその根源について学び、「縁起」ということが大切であるということを学んだ。

 

*英語ⅠA

英語を用いてネイティヴの先生とスピーキング能力を高めた。

他の講義と違いコミュニケーションを取ることが目的であるため、いい意味でラフに講義に参加した。

また、積極的に発言もし、最後のテストではエクセレントと褒めていただいた。

 

*線形代数

高校の時に習わなかった線形代数を学んだ。

線形代数とは行列のことであり、これは新しい概念であったため、理解にとても苦しんだ。

しかし、何度か友人と勉強会を開き、理解を深めていくことができた。

 

*スポーツ技術学

体力改善計画をたてるという目的のもと、スポーツに親しんだ。

具体的には、テニスやバトミントン、卓球を行った。

また、体力テストを通じて体力改善の必要性を学んだ。

 

*キャリアデザイン

社会に出た時に恥じないためにキャリア教育を学んだ。

講義が中心であったが、講義の合間のディスカッションがとても有意義でうまく人に伝えるということの大切さを学んだ。

また、この講義を通して、聴く力が社会に出てから必要になると学び、今のうちに聴く力をつけておく必要があるとわかった。

 

*中国語ⅠA&ⅠB

この講義では、中国語の基礎を学んだ。

先生がどちらも中国人で本場ならではの体験や経験も含めて人生の先輩としても、たくさん学ぶことがあった。

 

*機械システム工学入門

4回生になった時の実験などの事前準備のようなもので、実際に実験をして毎回レポートを書いて、というのを繰り返した。

一番印象に残った実験は、ペットボトルロケットの実験である。

これは、自分たちでロケットを作成し、どのようなロケットが一番飛行距離が伸びるのかを検証するものだった。

 
*微分積分Ⅰ・演習

高校で習った範囲の微分積分から応用した内容のものを学習した。

毎回、小テストがあるのでそれに向けて勉学に励んだ。

この講義は、定期試験があるので復習に力をいれて学んでいた。

 

*英語ⅠB

主に英語の文法と長文を読解した。

最初にクラス分けされたのだが、その結果一番上のクラスになったためテキストが難しく、努力が必要であった。

 

2.サークル・ボランティアの活動について

現在私は、「GET LOOSE」というダンスサークルに所属しており、ジャズダンスを週に1回行っている。

このサークルは、キャンパスの交流会館というところで活動しており、1ヶ月に1度のスパンでイベントも行っている。

また、このサークル内でボランティア活動に取り組む機会もある。

具体的には、大学近くの児童館に行き子ども達にダンスの楽しさや、ダンスを通して様々なことを学んでもらうという活動である。

これも、1ヶ月に1度のペースで行われており、私もそのボランティアスタッフになっている。

 

大学 理工学部 機械システム工学科 1年生 A.R.さん