奨学生の近況2|2017年度 前期

『前期報告』

 

学業では、前期より自分のやりたい分野より卒業のための講義が多く少し不満を感じている。

だが、講義で卒論に使える調査が出来たのはとてもいい収穫だった。

 

内容としては、若者の死についての意識調査だ。

やはり、この問題を扱うのは教授の年代と私たちの年代での価値観の差が出た。

教授は、死にたいと思ったことがあるかの回答は少ないので調査は難しいと考えた。

 

私たちは意識が変わっているため、回答してくれるため調査は可能だと考えた。

結果、やはり予想より死にたいと思ったことがある若者は多かった。

 

今回調査対象が大学生だったので、ほかの年代にも調査していきたいと考える。

 

そろそろ卒論に向けてサポートしてもらう教授を選ばなければいけない時期である。

現在のテーマでは、若者の自殺問題を扱っているが、教育社会学に興味を持っているので悩んでいる。

 

教育社会学に興味を持った理由としては、若者の死への意識に関連している。

人間の意識や価値観の始まりは教育から成ると考えるからだ。

 

私は人間について掘り下げて勉強しているので、これらを活かした役者になりたいと思っている。

 

交流会でお話したとおり、地域で差別があった分、前向きに地域を活性化させて欲しいと感じた。

学習会で崇仁地区のお話を聞き知らないことが多く、崇仁地区を知る良いきっかけにはなった。

だが、崇仁地区が抱える課題、急激な人口減、高齢者が人口の4割を占める少子高齢化の厳しい現状についての話が中心でした。

崇仁地区の将来像や展望、その中での財団の奨学生に期待される役割などについて話をもっと聞きたく思いました。

 

大学 文学部社会学科 2年生 M.M.さん