『大学院に進みました』
昨年、大学理工学部を卒業し、その後、同大学大学院に入学しました。学部、学科は以前と同じ理工学部機械システム工学科で、研究室も以前と同じ所に所属しました。研究内容は、大学生のときには「オープン型の冷蔵ショーケース」について研究を行っていました。この研究については、企業さんとの共同研究で、昨年度の結果が十分な結果だったので、今年度からは冷蔵ショーケースではなく「冷凍ショーケース」の研究を行うことになりました。また、昨年度は「オープン型」だったのに対して、今年度からは「クローズド型」のショーケースの研究を行っています。クローズド型のショーケースを扱うことによって、扉の開閉によって庫内の冷気が外に漏れるという新しい問題を解決する必要が出てきました。これを二年間かけてパソコンのソフトを使ってモデリングをし、より効率のいい冷凍庫を定量的に説明することが目標です。
また、大学院に入学し、内容が格段難しくなった授業も始まり新生活が始まりました。4月当初は、対面で授業が行われていましたが、緊急事態宣言が発表され、大学のコロナ対策レベルが上がったことにより、またオンライン授業になりました。一か月程度、対面で授業を受けて感じたのは、やはり対面の方が内容も理解しやすく質問しやすいということです。授業は週に三回あるのですが、大学生のときからより専門的な授業になっていて、自宅学習もしていかないと理解できないので、勉学に励む二年間になりそうです。
現在は、就職活動と資格の勉強をメインでしています。就職活動では、主にインターンシップや自己分析などをしています。夏までに将来就きたい職業だけでなく、どんな研究をしていくのかも決めたいと思います。
大学生のときよりも大変になると思うのですが、より良い成果が出せる様に一生懸命頑張っていきたいと思います。
大学院 理工学部 機械システム工学科 修士1回生 A.R.さん