奨学生の近況3|2015年度 前期

保育実習を終えて

 

前期は学校からの実習をがんばりました。私が今回設定した目標は2つあります。まず、1つ目は子ども一人ひとりのことをよく見て、その子が困ってる時や泣いている時などにその子どもに合った言葉がけやそのタイミングを考えて動くことです。この目標が達成できるよう一つずつ取り組んでいきました。

 

子ども一人ひとりとよく関わりその子どものことを理解しようとして、困っているときや泣いている時にその子に合った言葉がけをするように努力しました。その結果、子どもが納得してくれたり、その通りに動いてくれたり、泣き止んでくれたりしたので、その点は達成できたと思います。しかし、タイミングはとても難しくどんなに声をかけても聞いてくれないことや解決しないこともありました。そのときは少しそっとしてほしかったようで、少し見守ると泣き止んだり、解決したりしていました。タイミングが掴めてなかったので、その点は達成できませんでした。

 

2つ目は、社会に出ていくために必要なルールやマナーなどを子どもたちに関わる中で知ってもらい、自分の気持ちと折り合いをつけていけるように行動や言葉で教えていきたい、という目標をもって実習しました。子どもたちに関わる中でご飯のときやお昼寝のときなど、しっかりメリハリをつけなければならないところは声をかけ、ルールを守っていけるようにしました。自由遊びの時でも自分の意見が通ることばかりではないということがわかるように関わっていきました。

 

私は保育士からアドバイスをしていただいたり、関わりを見させていただいたことで、0歳児では、手遊び(歌と手の動作がひとつになった遊び)の大切さを学びました。泣いてしまったときや注目してほしいときに、手遊びをすることでびっくりして動きを止めたり、興味を持ってこっちを見たりすることを学びました。

 

3歳児では全日実習をさせていただき、主活動を計画するときに、主にやること以外にいくつかの計画をたてておくことが必要だと学びました。計画を立てておくことで、もし思っていた時間より早く終わっても他の活動に移ることができるということがわかりました。このように実習に行きいろいろなことを学ぶことができました。この調子で保育士という夢を果たすため学業や実習などいろいろなことに取り組んでいきたいと思います。

 

学習会についてですが、もっと奨学生同士で、意見の交換や最近取り組んでいることを話し合えるような場をつくってほしいと思います。そしてもっと仲良くなっていけたらと思います。

 

 

大学 こども学部こども学科 保育士専攻 3年生 K.Kさん