奨学生の近況2|2015年度 後期

「夢を追いかける」

 

小学校教員養成コースで勉強している私は、3年生になりました。今年の秋学期に教育実習が4週間もあります。全教科で模擬授業が続きます。すでに5月には社会の指導案を作り、模擬授業をしました。指導案については2年生の秋学期にも作成したことがありました。しかし、慣れていないせいもあり、1単元の指導案を作るのにものすごく時間がかかりました。今回は指導案の作成だけでなく、その後に同じコースの学生の前で実際に授業をしなければなりませんでした。

 

模擬授業をするまで、小学生に教えることは楽だと思っていました。しかし、“自分が解くことができるイコール教えることができる” ではないことが身にしみて分かりました。模擬授業をするためにものすごく教材研究が必要になってきます。自分の既有知識だけでは、児童に興味を持ってもらえるような授業ができないのです。だから、インターネットである程度調べ、教材となるような本からも知識を取り入れていかなければならないことが分かりました。そして、その得た知識を活かして、児童に興味を持ってもらえるような楽しい授業にどうすべきなのかを考えました。模擬授業の時間は10分前後なのですが、それまでにかかる準備期間はとてつもなく長くかかりました。

 

いざ、模擬授業本番を向かえてみると、緊張したせいもあり思うようにできませんでした。反省することも多かったが多くのことも得られました。ほかの人の模擬授業を見ていると、その人の個性が表れていて、児童役の生徒に対する言葉の返し方、授業の進め方、掲示物などの資料をどのように活用していたのかなどを見ることができ、今後の模擬授業に活かしていきたいと思いました。そして、秋学期にある教育実習にもつなげていきたいと思います。

 

自分がなりたくて追いかけている夢を実現することは、本当に大変なことだと思いました。けれども、楽しく、やりがいはあるなぁと感じました。漠然とした夢への動機が、徐々に、もやが晴れていくように、はっきりとしてきています。これからが大変でしんどい時期に入っていきますが、自分の中で乗り切れる理由があるので、しんどさに負けずに頑張っていこうと思っています。とても不安ではあるが、楽しいと感じながら教育実習に臨みたい。

 

 

大学 臨床心理学部 教育福祉心理学科 4年生 A.Sさん