奨学生の近況3|2015年度 後期

「保育園の先生になるために」

 

私は、保育者になるために今から経験しておいたほうがいいと思い、大学の紹介で、幼稚園のアルバイトを始めました。

 

幼稚園では、子どもの前に立ち、次の活動の説明をし、すんなり活動に入っていけるように準備をし、着替えや食事の援助をしています。入園して間もないので、まだまだ生活に慣れずに不安定になっている子どももいます。そういう子どもの気持ちを受け止めて無理なく保育室に入っていけるようにしています。まだまだ子どもの気持ちを受け止めきれなかったり、その子どもに合った対応ができずに、困ることもあります。他の先生にアドバイスをいただき、先生方の対応を見て勉強させていただき、どうやっていったらいいかと考えながら子どもと向き合っています。そして、どういう言葉をかければ子どもが話を聞いてくれるか、次の活動に入っていってくれるかなども考えて行動しています。

 

保育園にも行かせていただいており、幼児さんはどのような援助や言葉かけがいいかということを学んでいます。

 

大学から募集がかかっているボランティア活動にも積極的に参加しています。祭りのお手伝いをしたときは、ゴミ捨て場の前に立ち、声をかけながら分別をし、川の飛び石の前に立ち、落ちたりぶつかったりしないように声をかけ、子どもブースで子どもたちの援助をしました。

 

また、地元の学習広場に参加させていただき、子どもの前で読み聞かせをしています。

 

今年は就職活動の年なので、このようなアルバイトやボランティア活動をして、就職や将来に繋げていきたいと思います。私の夢は保育園の園長先生になることなので、今から子どもと関わり、経験を積むことにより夢に一歩一歩近づいていきたい。卒業研究をはじめとする学習や実習にも力を入れつつ、就職活動に取り組んでいます。

 

朝田教育財団奨学生の学習については、奨学生の意見も取り入れていただいているので、しっかり学習していかないといけないと思います。また、みんなで楽しく意見交換や、自分たちの活動について語たり合っていけたらいいなと思います。大学では習うことのない、差別についての学習活動が楽しみです。

 

 

大学 こども学部 こども学科 保育専攻 3年生 K.Kさん