奨学生の近況3|2019年度 後期

『教員採用試験に向かって頑張りたい』

 

朝田教育財団の奨学生になって早3年が過ぎようとしている。

3回生になってからゼミや実習、勉強会への参加など様々な新しい経験があった。

 

近況報告で取り上げたい内容は、まず、私が所属する吉見ゼミでの活動である。

吉見ゼミでは、5人一組の各グループに分かれて地域活性化プロジェクトの研究や調査を行い、そこでの研究内容を発表するために、京都市政策研究交流大会への出場を目指してきた。

私たちのグループでは「大学生が推進する船岡山公園のイメージ向上」をテーマにして研究を行い、北区役所の地域推進課の方々と協力しながらアンケート調査を行ってきた。

その研究内容をまとめて北区への政策提言として提出し、活動内容を10月末に京都市に提出した。

そして11月の中旬にその結果が発表され、見事、京都市政策研究交流大会に出場することが決まった。

現在は12月15日に行われる政策研究交流大会に向けて、グループでプレゼンテーションの練習を行っている。

 

次に、勉強会のことについて述べていきたい。

2019年5月から毎週木曜日に下京区崇仁地区の勉強会に参加している。

下京中学校の生徒や卒業生の高校生たちが参加しているこの勉強会だが、最近来てくれる生徒がいなくなっている。

私が5月に勉強会に参加し始めてから夏休みまでの間は毎週のように勉強会に参加してくれていたのに、夏休みが明けてから参加者が減っていき、ここ2か月は私が担当する日に参加者がいない状態なので非常に心配だ。

中学1・2年生は部活動が忙しくなってきて勉強との両立に苦しむ時期なので、学校での勉強に行き詰ってないか、学校に毎日行けているかなど非常に気になる。

私自身も中学2年生のころから、成績が伸び悩んだ時期があったので、中学生たちには勉強ができるこの環境を生かして、もっと勉強に意欲を持ってもらいたい。

 

最後に、教員採用試験に向けた学習について述べたい。

教員採用試験まであと8か月となり、過去問を解いたり、知識量を増やして今は一次試験に向けた学習に主に取り組んでいる。

来年度になると教育実習などで思うように学習ができなくなるので、2月3月までに学力をしっかりつけて対策をしていきたい。

また、採用試験を終えた高校の友人から情報収集を行い、自分のアドバンテージを生かして学習に取り組んでいく。

一日一日を無駄にせずに教師になるという目標に向かって頑張っていく。この決意表明をもって、近況報告とする。

 

大学 社会学部現代社会学科 3年生 N.K.さん