奨学生の近況2|2020年度 後期

『消費エネルギーの大幅削減』

 

4回生の後期になって、やっと学校に入れるようになり卒業研究の為に登校する日が増えてきました。以前までは、アルバイトをしたり自宅で卒業研究に関する論文を探し読んだりする生活がほとんどでしたが、学校に通うようになり徐々に学校で昼食を食べたり友人と会話をする時間が増えていきました。新型コロナウイルスが流行する前ほどではないですが、少しずつ前の生活に戻ってきたような気がします。前期に学校に行くことができなかった為、卒業研究に遅れをとっていたので、12月に入るとほとんど毎日学校に行って研究をしている日々になりました。

 

私の研究は、スーパーやコンビニエンスストアに置いてある冷蔵ショーケースの研究です。冷蔵ショーケースは、その店の電気代の約5割を占めているので、その冷蔵ショーケース自体の省エネが可能になれば、日本の消費エネルギーは大幅に削減され、他のエネルギーに回すことができたり、他の電化製品に使うことができ、さらには削減された電気代を商品の価格低下にあてたりすることが可能になります。私自身、この研究でまだ成果を出すことが出来てないのですが、卒業するまでにこのショーケースの省エネ化に少しでも近づけたらいいなと思います。

 

大学 理工学部 機械システム工学科 4年生 A.R.さん